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Valladolid奮戦記 〜 スペインでの指導者ライセンス取得を目指す日本人の活動記 〜

2007年11月03日

JORNDA5 (第5節) / Valladolid vs Barcelona

Valladolidにバルサがやって来ました。

22時開始という、疑いたくなるような開始時間・・・
Valladolidのホームスタジアムは、寒さが厳しい事で有名で
試合開始前が10度、試合後が3度・・・
かなり着込んで行ったのですが、寒かった・・・

さて、そんな厳しい環境でも、観客席はほぼ埋まってました。
祝日開催、連休初日、という事もあり、
地元Valladolidファンだけでなく、バルサ目当てに人が集まりました・・・

肝心の試合は、というと・・・
バルサの素晴らしいサッカーを期待した人には物足りなく、
Valladolidの大番狂わせを期待した人にも物足りず・・・(笑)

バルサのできは相変らずでした・・・
今シーズン、リーガで2位につけてるものの、
やっているサッカーは、昨年・一昨年、ファンを魅了した、
「2タッチ以内でボールをどんどん動かすサッカー」とはほど遠く・・・

局面の打開は、個人がドリブルで局面を打開し、
相手の守備のバランスを崩してチャンスを作る・・・

攻撃的なポジションの選手が、ドリブルしても取られる事が少ないので、
余計にドリブル頼りになってしまうのでしょうけど・・・

ただ、個々の技術の高さや、シャビやイニエスタが状況判断のために、
どんな風に周りを確認してるのかとか、個人的には見所はありましたが・・・

一方のValladolidは、前回良い試合をしたレアル戦同様、
スタートは良かったです・・・前線からのプレスで相手の攻撃を封じ、
そこからの早いカウンターアタック・・・

1トップのジョレンテが、前線でキープできて、
味方にパスを繋げられたので、何度もチャンスを作る事ができてました。

またValladolidの作戦で、個人的に気に入ってるのは、
相手のCKの時に、前線に2人残すところです。

1人だけ前線に残すチームが多いのですが、
1人だとクリアーボールを拾える確率が低くなります。
何故なら通常、相手DFは1人多く残ります。

1人だと、真ん中に待機すれば、1対2の状況となり、
攻撃側1人の前後をそれぞれにケアされればキープできないし、
サイドに張ってしまうとDFは1枚しか付いてきませんが、
クリアーボールが逆サイドに行くと相手ボールになり・・・
また、カウンターに繋げるにも味方の押し上げを待たなければなりません。

Valladolidのように前線両サイドに残すことで、
味方のクリアーボールを拾う確率が高まりますし、
場合によっては2人でシュートまでもっていけますし・・・

あと、相手も(1人しか残らない時よりも) 1人多く待機させなければならず、
その分、相手が攻撃に割く人数も減りますし・・・

という事で、カウンターサッカーが好きな私にとっては、
Valladolidの戦い方はいろいろと参考になります。

失点したシーンは、あの位置でシャビにフリーで前を向かれたら、
決定的な仕事をされてしまうのは当然で・・・
マドリード戦のように終盤まで良い守備が続かなかったのは残念ですが、
今シーズン2番目の出来だったのではないでしょうか・・・

試合後にValladolidの監督が言ってました・・・
「自分達は強いと勘違いしてはならない」 と。

次節の試合が楽しみです・・・

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リーガブログ・ドット・コムでは、現在林和義氏の
Valladolid留学記を連載中!

【プロフィール】
・林 和義
・奈良県出身。32歳
・サッカーの虜になる事、20年。
・勤めていた会社を辞め、
 スペインで指導者ライセンスを取る為に今年7月よりValladolidに留学。

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