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お役ご免

2008年01月13日


2008年ホーム初試合となったバジャドリー戦、藤田安澄はチーム先制点となるゴールと3点目をたたき出し、モストレスは6対1と上位対決を制し、チームは3位に浮上したものの、藤田自身は故障気味のため、後半はベンチの横で立ったままゲームを見守っていた。

圧巻の先制点だった。開始3分、成長著しいインマが右サイドで粘り、だしたボールを右足を振り切り、ボレーでネットに突き刺した藤田。新監督就任以降確実にチーム力を増しているもストレス。以前の個人に頼った突破ではなくしっかりとした形で得点を作り出すことが出来ており、藤田の先制点もしっかりと後ろで形をつくり、焦らずにボールを供給できたことから始まっている。

このゴールで更なる落ち着きを得たモストレスは再びインマのアシストでソフィーがゴール。そして前半終了1分前のカウンターアタックからベイタとGKが交錯し、こぼれたボールを冷静に藤田は決め、前節テルデ戦で決められなかったゴールを取り戻すことに成功した。

ただ、この日の藤田の動きには切れがなかったのは確かだ。日本人の長所である敏捷性を生かしたプレーは影を潜め、クリスマス休暇で羽目を外しすぎてコンディションを落としたかのように思えるものだった。実際は、右足首と左足太ももに藤田は故障を抱えながらも、チームの主軸として強行出場を果たしたもので、3対0と有利な試合展開から後半はベンチを温めていた。

試合はその後もモストレスが試合を支配し、インマ、ソフィアのコンビが2点を追加し、6対1と勝利。ソフィアの4ゴールが全てインマのアシストとモストレスは強力なホットラインをこの試合で獲得している。

試合後、藤田はチームの出来に満足はしていたが、どこか不安げな表情を見せていた。その理由はスペイン語にあり、故障箇所を上手く説明できないことへのジレンマが顔に出ていたのだ。月曜日にマッサージを受けることをダビ監督からも念を押されており、藤田にとって月曜日のマッサージは試合以上に難しいものになりそうだ。

ともかく、1月下旬にカップ戦を控えているモストレスにとって藤田のコンディションはチームの出来を左右する重大な懸案事項で早期のコンディション回復が期待されている。


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