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更なる成長のために

2008年02月10日

コパ・デ・エスパーニャの王者であるナバルカルネロをホーム、ベジャフォンターナに迎えたモストレス。試合は0対0の引き分けに終わり、チームは順位を4位に下げてしまった。

「相手は強い相手だから、引き分けの結果は満足いくものだ」

ダビ監督は試合後に王者相手に見せたチームの働きに満足感を示したものの、試合展開からいえば、勝点2をモストレスは失った試合だった。前回、アウェーでの対戦ではナバルカルネロのフィジカル面の強さに圧倒されながらも、何とか勝利を得たモストレスであったが、今回の対戦は5分以上に渡り合った試合で、以前に感じたナバルカルネロに対する恐怖感というものは微塵に感じさせないゲーム展開をチームは披露し、いくつかの決定的なチャンスを作り出していた。

だが、今のチームの限界なのか、そこから先のゴールを奪いに行くというプレーを見ることがこの日できなかった。良く言えば善戦であり、悪く言えば負けないためのプレーであり、どこかフラストレーションがたまる展開だった。もちろん、相手が今回の相手ナバルカルネロやエルチェのような強豪でない場合は今のプレーでもチャンスを作り出すことは出来るだろう。だが、チームは今、自分たちと互角、もしくはそれ以上の相手と戦う時にどのような形で相手を崩すかといった新しいステップに入ってきた。それは、つまりリーガタイトルを目指すためのフットサルを築く時が来たわけだ。

ダビ監督就任以降、チーム力は確実にあがっており、藤田はその中で、インマと並びチームの屋台骨の役目を果たしている。ナバルカルネロ戦もピッチの上に誰よりも立ち、アラとして攻守のバランスを取っていた。もちろん、チャンスと見れば前線に上がりシュートを狙っている。その姿勢が現れたのが12分、ハイボールを高い技術でしっかりと胸で落とし左足でシュートを放ったところにも見えた。ただ、チームメートとのコンビネーションで克服しなければいけないシーンがいくつかも見えたのは事実だ。

ここでパスが出れば決定的というポジショニングをしているものの、チームメートからはパスがでてこない。何もこれは藤田がチームメートに信用されていないというわけでなく、ボールをこねることの好きなチームメートの判断が遅いからではあるが、彼女たちからボールを受けることが出来れば、目標である1試合1得点のノルマはそこまで難しいものにならないはずだ。

目標としていたコパが終わり、リーガに戻ったモストレス。優勝、残留以外目標設定が難しいこれからの長期戦でモストレスはどこを目指していくのだろうか。次節の対戦相手はエルチェ、彼女たちに勝てばタイトル争いという緊張感を今後も持ち続けることが出来る大事な一戦だ。今回の試合で点の取れなかった藤田にはリベンジとなるゴールを期待したい。


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